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 平成28年11月06日 OB会交流会

平成28年度交流会
交流戦の試合終了後、健闘を称えあうOBと現役三年生。

平成28年11月6日(日)福井商業高校グラウンドにおいて、恒例の福井商業野球部OB会交流会が行われました。当日は晴天で絶好の野球日和となり、昭和50年~平成24年卒の幅広い世代より、30数名のOB並びに、学校側より北野名誉顧問をはじめ、米丸監督・竹内副部長・応援団長の西村敏明さん、現役3年生など多くの方が参加しました。また、60才~70歳代の往年のOBの方々も訪れ、懐かしそうに見学していました。
 開会に際し、松嶋副会長より「3年生はこの学び舎の福商グラウンドで現役最後のプレーになると思います。仲間と1日を楽しんで良き思い出にしてください。OBはとにかく怪我をしないように楽しんで下さい。」とご挨拶を頂いた後に開始されました。
まず、3年生を先頭にウォーミングアップを行いました。OBの中には日頃の運動不足によりついていけない方も数名いましたが、何とか3年生について行こうと必死に取り組んでいました。その後キャッチボールを行い、ホームラン競争兼フリーバッティングが始まりました。マシン2か所と3年生の打撃投手相手に行い、マシンを打つ時に詰まって、手を痛がるOBもいましたが、慣れてくると3年生に負けないぐらい大きな打球を飛ばしていました。3年生も前主将の関選手が豪快な打球を飛ばすなど、他の選手もさすが現役と思わせる打球を放っておりました。
また、ブルペンでは、スピードガンコンテストが行われ、初めてマウンドに立つOBが多い中、1人5球程度、3年生のキャッチャー相手に思いっきり投げました。投げた後、肩を押さえ、痛がるOBもいましたが、中々体験できないマウンドを楽しんでおりました。
やはり40~50才代では最低73㎞/hで、100㎞を超すのがやっとでしたが、やはり20才代ですと120㎞を超すキレのあるボールを投げるOBもおりました。
 昼食後に行われた少年野球教室では、松岡・鳥羽・越前の各チーム並びにOBのご子息のご参加を頂きました。岡田事務局長より「私も小学生のときから野球をしたい一心で取り組んだことを思い出します。みなさんもグラウンドで体験した思い出を胸に野球に取り組み、頑張ってください。」と挨拶後、開始しました。内野と外野に分かれて3年生と一緒にノックを行いました。ノックでは、3年生の華麗なプレーに続けと参加者も難しい打球をキャッチしていました。次に行われましたロングティーでは、3年生の打球を見て「すごい!」「めっちゃ飛ぶ」など歓声や拍手があり、その後3年生のアドバイスを受けながら、子供たちも遠くへ飛ばそうと一生懸命バットを振っていました。最後に記念撮影を行い、北野名誉顧問の麗子夫人よりお土産を頂き、終了しました。
 引き続き、毎年メインであります3年生とOBの交流試合があり、試合前のシートノックが行われ、今年も北野名誉顧問にノッカーを務めて頂きました。現役と変わらない3塁線ギリギリの打球を放ち、捕れないと笑いながら一喝される場面もありましたが、楽しそうにノックを放っておりました。
 試合は、3年生が控えで頑張った矢野投手、OB先発が甲子園で活躍した昭和63年卒の山﨑投手の先発で始まりました。3年生が初回に先制し、その裏のOBの攻撃、1番の昭和55年卒の松嶋選手がライナーでライト前にヒットを放ち、3番の平成9年卒の河合選手もしぶとく1・2塁間を抜けるヒットを放ち、その後ノーサインでしたが、阿吽の呼吸でダブルスチールを成功させ、2・3塁となり4番の平成元年卒の野路選手がライナーでセンターに2点タイムリーを運び、OBが逆転しました。昨年負けているので幸先良い初回の攻撃でした。しかし、2回以降もOBの守乱や3年生の猛打などで、代わった平成22年卒の友田投手・平成9年卒の碧山投手を攻め、6回までに10点を取られ、一方的な試合展開となりました。7回以降もピンチはありましたが、碧山投手が要所を抑えると、昭和60年卒のOBチームの森監督から、「これは何かある・・諦めるな・絶対にチャンスはある、最近の甲子園決勝の凄い粘りを再現しよう」との言葉通りに8回に3点を挙げ、9回裏の攻撃に入り、平成9年卒の浅野選手の内野安打を皮切りに4点を挙げ、1点差に迫り、1死満塁となり代打には森監督が送られ、ネット裏で観戦していた3年生の父兄からも大きな声援が送られ、手に汗握る最大の見所でした。3年生の坪川投手が投げ、森監督が放った打球はピッチャーゴロで1-2-3のダブルプレーとなり、ゲームセット。3年生が2年連続の勝利を収めました。
試合後は記念撮影後、表彰に移り米丸監督よりMVPと敢闘賞が発表され、引き続き各賞が発表され北野名誉顧問より、1人1人受け取りました。その後、北野名誉顧問より「3年生は今日の1日を忘れず、このグラウンドで培ったことを忘れず次の人生に活かして下さい。OBは今日の疲れをお風呂に浸かり明日から仕事に頑張って下さい」とお言葉と頂き、参加者全員で福商校歌を大きな声で斉唱し、松嶋副会長の挨拶で幕を閉じました。
 参加者全員が福商グランドで野球が出来る喜びを味わっていた様に思います。来年も1人でも多くのOBが福商グランドで野球をプレーし、思い出話しに花を咲かせてもらえたらと思います。皆様の参加をお待ちしております。
 最後にお忙しい中、北野名誉顧問をはじめ、米丸監督・辻部長・竹内副部長・3年生には準備から当日の段取りなどして頂き、誠に有難うございました。心より御礼申し上げます。


各賞は以下の通りです。
★MVP 松倉選手(3年生) 2安打・3打点の活躍 ※米丸監督の推薦
★殊勲賞 野路選手(平成元年卒) 初回の逆転2点タイムリー ※森監督の推薦
★敢闘賞 矢野選手(3年生) 5回2失点5奪三振の好投 ※米丸監督の推薦
★ホームラン賞 斉藤選手(平成15年卒) 記録3本
★スピードガン賞(20~30才) 水野谷選手(平成24年卒) 記録120㎞/h
★スピードガン賞(40才以上) 大澤選手(平成6年卒) 記録113㎞/h

交流戦に参加したOBたち
少年野球教室
少年たちと記念撮影
スピードガンコンテスト
試合前のベンチ
試合前の整列
躍動する現役三年生
閉会の挨拶をする松嶋副会長
MVP・殊勲賞・敢闘賞に選出された3名

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