平成30年2月28日 平成29年度｢野球部卒業生を送る会｣
野球部卒業生の皆さん
平成29年度 福井商業高校野球部ＯＢ会主催の卒業生を送る会が、福井県国際交流会館にて開催されました。卒業される3年生と1年生・2年生の野球部員並びに学校関係者や父母の会、ＯＢ会関係者が出席されました。
冒頭の挨拶で、美濃屋会長より「3年前に高校に入学した時に、色んな仲間に出会ったと思います。楽しかったこと、苦しかったこと、喧嘩したりバカなこともしたりと、そんな3年間ではなかったのかなと思います。残念ながら皆様は甲子園出場という目標は達成できなかったですが、この3年間で出来た友達というものは一生の宝になると思います。私も高校時代苦しい事や楽しいことを共有し共に頑張った友達とは今でもつながり、今でも当時の事を思い出話したりと、大変心の支えとなっております。そんな素敵な仲間と出会ったことをどうか誇りに思い、いつまでも大切にしていただきたいと思います。それらを教えていただいた米丸監督をはじめ、北野名誉顧問、辻部長、竹内副部長、後輩、そして昨年卒業した先輩といった一人一人のつながりを忘れずに、今後も頑張っていただきたいと思います。また4月から皆様は新しい道に進むと思います。その中で沢山のことを学習でいくと思います。学習というのは気づくということでもあります。気づきを大切にすることで自分も成長していくのだと思いますので今後の人生も頑張っていただきたいと思います。そして、在校生の皆さん、素晴らしい先輩方の背中を追って野球をしてきたと思います。次は君たちの番です。今年は甲子園100年目の節目の年です。新しく3年生になる皆様は今年がラストチャンスとなりますので、記念すべき100回目の甲子園を目指して頑張っていただきたいと思います。先ほど申し上げました気づきというものも考えていただき、プラスワン何かを足していただくことで、考え方、やり方が変わっていき行動することで、成長し必ず甲子園に行けると思っておりますので、しっかりと頑張ってください。その時はここにいるOB会含め、先輩方が応援に駆けつけてくれると思います。卒業される3年生はOB会として、後輩たちを支えて行って欲しいともいます。本日は誠におめでとうございます。」とご挨拶を頂きました。
続いて、辻部長より「3年生の23名の野球部員の皆さんご卒業おめでとうございます。このチームは秋の県大会に優勝し幸先の良いスタートを切り、選抜、夏の甲子園に向けて最大限に頑張ったチームだと思います。ケガも多く最後には甲子園出場という夢を果たすことは出来ませんでした。ただ、この三年間努力し積み上げてきたものは君たちの今後の財産になるものだと思います。指導者の皆様からもこの3年間沢山の事を学んだと思います。今後はこの学びを無駄にすることなく生かしていただきたいと思います。そして明日の卒業式には感謝の気持ちを持って臨んでいただきたいと思います。今後の皆様のご活躍を期待しております。」と激励のお言葉を頂きました。
また、父母の会会長の水町様より「3年生の皆様は色々なご経験を積んできたかと思います。この福井商業高校野球部で心身ともに成長できたこと、最後までやり遂げたことは誇りであり、これからの人生に大きな自信となります。指導者や家族、仲間に感謝し新たな環境への挑戦とスタートを切ってください。そして後輩の試合に応援に来て激を飛ばしてください。3年生の皆さん本日はおめでとうございます。」とお祝いのお言葉を頂きました。
その後、ＯＢ会と父母の会から3年生に記念品の贈呈があり、ＯＢ会からは名前が刺繍された記念ボール等が贈られた後、3年生を代表して、木下前主将より「ＯＢ会の皆様このような会を開いていただきありがとうございます。昨年僕はこの会で、先輩たちの分まで頑張ると決意しました。しかしその目標は達成できず悔しい思いをしました。今でもその悔しさがよみがえってきます。後輩たちに伝えたいことは、夏の大会は緊張して、思ったようにプレーできないこともあります。夏の大会は技術よりも気持ちの勝負だと思います。気持ちや自信をつけるためにも最後の夏の大会に向けて練習していくことが大切だと思います。夏はあっという間にやってきますので一日一日、一球一球を大切にしてください。私が大切にしてきた言葉があります。人の歩くところに道が出来る、人の歩かないところには草が生える、、、という言葉です。後輩たちには是非この言葉の意味を知っていただき、日々頑張ってください。最後に指導者の皆様、3年間ご指導ありがとうございました。」と謝辞を述べました。
その後、3年生一人一人より、進路先と今後の抱負・後輩へのメッセージを頂き、食事会の後、本日参加したOB会の役員・事務局より自己紹介と3年生に向けて一言ずつお祝いの言葉を述べました。
そして、在校生を代表して水町主将より、力強い決意表明を頂いた後に、参加者全員で福商校歌を力強く斉唱しました。
最後に安井副会長より「先ほど3年生のお話でコツコツと細かいところをしっかりとやっていくというコメントがありました。コツコツ基本に忠実に努力していく、これは福井商業の伝統だと私は思っております。そして美濃屋会長の言葉にもありましたが、そこに気づきが合わさることで、今までコツコツやってきたことに花が咲くのだと思います。だから夏は福商が強いと言われるのではないでしょうか。3年生の皆様はこれで卒業するわけですが、基本に忠実にと言ったところが終わったわけではなく、これからの人生の中でコツコツ努力することを忘れずに、教わっていくことを深めていただきたいと思います。そして在校生の諸君はこれで2年連続決勝戦に進出しておりますが、今年こそ3度目の正直ではないですが、我々ＯＢを甲子園に連れて行っていただきたいと思います。」と言葉があり、閉会しました。
3年生の皆さんには今後のご発展を心よりお祈りさせて頂きます。
- 美濃屋会長より激励の言葉。
- 辻部長から激励の言葉。
- 父母の会、水町会長の挨拶。
- 木下前主将の挨拶。
- 閉会の挨拶と3年生へ激励の言葉をかける安井副会長。
- 3年生と記念撮影。
